お客様は神様なのか?
今日もバイト、明日もバイト、明後日もバイト………
バイト大好き(笑)大学生のテトリスです。
今日はバイトでレジを打ってて思うことについて書きたいと思います。
1.お客様を3タイプに分類してみる
僕はスーパーでアルバイトしてます。
スーパーのアルバイトはレジだけではなくて他にもありますが、
「お客様と一番接する機会」という事で、レジしてる時のことを書きます。
これは完全なる僕の偏見ですが、
レジを打ってる時にお客さんを観察すると次の3タイプの人がいます。
➀お礼とかを言ってくれる人
優しいお客様です。
買い物カゴを置くときに「お願いします」、
会計が終わった後に「ありがとうございます」などと言ってくれます。
「レジ袋お付け致しますか?」と聞くとyesでもnoでも優しく答えてくれます。
②外国の方
自分が働くスーパーが割と大学に近いので、留学生の方が結構な人数来ます。
これは本当に不思議なんですが、外国人のお客様はほぼ100%優しいお客様です。
しかも目を見て受け答えしたり、笑顔で「アリガトウゴザイマス!」と言ってくれます。
たまに日本語が通じない方もいますが、
「Do you need bags?」と聞くと、「Yes!!」とか「Oh…It's OK!」と笑顔で答えてくれます。
③怒ってる人
理由は分かりませんが、なんか怒っています。
「レジ袋お付け致しますか?」と聞くと「あ゛゛゛?」と言ってきます。
次の章でこのタイプの人についてもう少し書きたいと思います。
2.なぜ怒ってるのか
お店に一定数はいる、怒ってるお客さん。
なぜ怒ってるのでしょうか?
いくつか理由を挙げてみようと思います。
➀急いでる
時間がなくて急いでいるので怒ってるように見える人です。
時間ない時はみんなイライラしちゃいますよね笑
スーパーでは少ないかもしれないですが、コンビニとかだとすごく多いかも知れません。
実は以前、某コンビニエンスストアでバイトしてましたが、
たばこ一個だけ買ってく人とかは、列が長いと怒ってましたね。
②反応が薄くて不愛想に見える
悪気はないんでしょうが、反応が薄かったりして、不愛想な感じの人です。
まあ、買い物来てるだけですし、OFFモードなんでしょう。
悪気はないんだと思います。
③お客様は神様だと思ってる
「お客様は神様」という最強の盾で守りながら、攻めてくる人です。
このタイプが一番ヤバいです。
見た目は普通にちゃんとしているのですが、何故かキレてます。
そしてバイトが学生だとあからさまに更にキレてきます。
次の章でこの「お客様は神様」という最強の盾について書いていきたいと思います。
3.お客様は神様なのか
「お客様は神様」
有名すぎる言葉です。
元々、この言葉は演歌歌手の三波春夫さんが生んだ言葉で、日本人の「おもてなし」の精神を支える理念として広く根付いてきたものだそうです。
かつて三波氏はインタビューの中でこう答えています。
『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです』
つまり、この言葉の本来の意味というのは、ステージに立つ演者が心の昇華をし、芸術を創り出すために生まれた言葉。
そして、「お客様」とは小売店や飲食店の「顧客」でも営業先のクライアントでもなく、
「聴衆」を指します。
しかし、いつしかこれを最強の盾として使う、クレーマーの方々が生まれました。
朝礼でお偉いさんが「お客様は神様です」なんていう挨拶をする事もあるそうです。
これらの考え方は
この言葉は「お客様が店にお金を支払ってくれて店が存続できてる」っていうビジネス的視点から生まれたものだと思われます。
その通りです。
この考えに従うならば、「お客様は神様である」は間違いなく真実でしょう。
実際「店員である僕」もいわゆる「態度デカいお客さん」に対して怒ったりはしてません。
ただこれは「店員と客として」です。
基本的に全ての社会人には労働者と消費者としての顔があります。
仕事に行けばサービスを提供する側だし、家に帰ってお店に行けば「お客様」です。
時と場所によって仮面を付け替えるものの、どちら側の気持ちも分かる訳です。
先程「店員である僕」は怒っていないと書きました。
活字としてインターネットに残すのは少し躊躇われますが、
「人としての僕」としてはイラっとすることもあります。
「自分が働いてる時も、いろんなお客様がいるから、自分もそれでいいや」っていうのは
小学校憲法「自分がやられて嫌なことは人にしない」に違反していると思います笑
社会人であれば自分の就業経験上、
嫌な態度取られたら店員側も気持ちよくないと知ってるならはずなので。
時や場所が変わっても「自分がされて嫌なことはしない」という小学校憲法を遵守できる大人になりたいものです。
以上です。